浮気発覚のきっかけは、日常のいたるところにあります。
もしかしたら、何気ない家族の会話の中に「浮気の兆候」が潜んでいるかもしれません。
今回は、ある奥さんからのご相談事例。
3歳の娘の発言から夫の浮気に気付いた、衝撃のエピソードを紹介します。
浮気発覚のきっかけは3歳の娘の一言
ある日、奥さんから「夫の会社帰りを調査して欲しい」という電話がありました。
当社にとってもよくある依頼ですが、浮気を疑ったきっかけはなんと娘さんの一言だったそうです。
奥さんは「一体どういうこと…?」と心配になり、当探偵事務所へ浮気調査の依頼をすることに。
夫の突然の提案に違和感を覚えたが…
ことの発端は1か月ほど前。
突然、ご主人が「次の日曜日、子どもを遊びに連れて行くよ。たまには君も友達とゆっくりしてきたら」と提案してきたのです。
いつもそんな気遣いを見せない夫の態度に奥さんは少し驚きましたが、せっかくの機会なので、ご主人の言葉に甘えることにしました。
そして当日。
ご主人は3歳の娘さんを連れて出かけ、奥さんは友人とショッピングや食事を楽しんでリフレッシュ。
夕方には帰宅しました。
3歳娘の口から出た言葉とは
夕食の準備をしているとご主人と娘さんが帰宅。
「今日はありがとう」と奥さんが感謝の言葉をかけると、ご主人は上機嫌な様子でお風呂に向かいました。
「あのねぇ、クマさんのケーキ食べたの~」
満面の笑みでおしゃべりする娘さんに耳を傾ける奥さん。
すると…無邪気な娘の口から衝撃の一言が飛び出したのです。
「あとね、知らないお姉ちゃんと遊んだよ」
奥さんは一瞬、言葉を失いました。
「パパのあの人、だぁれ?」
屈託ない笑顔を向けてくるわが子。
娘からいろいろ聞き出したい気持ちでいっぱいになりましたが、まだ3歳のわが子の話だけでは「浮気」の確信を得ることはできません。
問い詰めても、夫はシラを切るに違いない。
そこで、冷静になって証拠を集める決意をしたのです。
浮気相手の正体は同じ会社の女性
ご主人の帰りがいつも遅いという金曜日に調査開始。
その結果、ご主人は仕事終わりに女性と会い、ホテルで約3時間を過ごしていたことが判明しました。
さらに後日、浮気相手の女性はご主人の勤務先の同僚であることもわかりました。
奥さんは「浮気をしただけでも許せないのに、その女と子どもを会わせるなんて最低です」と激怒。
自身の夫や浮気相手の女性と、徹底的に戦う決意を固めました。
浮気相手と子どもを会わせるケースは意外と多い
一般的には信じがたいことですが、浮気相手と子どもを引き合わせるケースは意外と多くあります。
特にシングルマザーが既婚男性と不倫関係にある場合は、子どもを会わせている確率が高いです。
浮気相手と自分の子どもとで一緒に遊びにでかけるなど、まるで本当の家族のように過ごすことさえあるのです。
これは、W不倫でもあります。
親の浮気相手と会った子どもは、「今日のことはお父さん(お母さん)には内緒だよ」と口止めされれば、その秘密を簡単に漏らしたりはしないでしょう。
子どもは、健気に親との約束を守ろうとするからです。
こうした状況を踏まえると、パートナーの浮気を疑った場合、些細な行動や言葉から浮気のサインを見逃さないことが重要といえます。
浮気を見逃さないために
浮気の発覚にはさまざまなきっかけがありますが、今回は、奥さんが娘さんの一言で疑念を抱いたことが始まりでした。
浮気は思わぬところから発覚するものです。
特に、今回のように子どもが無邪気に発した一言がきっかけとなることも少なくありません。
しかし、家族を裏切る行為が、無邪気な子どもの言葉によって明るみになるとは皮肉なものですね。