「妻は40代。不倫なんてないない」
疑いもせず、奥さんの浮気の可能性を見て見ぬふりしてませんか？
以下の調査結果をご覧ください。
女性の浮気の実態がわかるデータです。
| 女性の年代 | 結婚・交際相手以外と関係を持っている女性の割合 |
| 20代 | 17％ |
| 30代 | 17.6％ |
| 40代 | 19％ |
| 50代 | 15.1％ |
| 60代 | 13.3％ |
（参考：相模ゴム工業株式会社『ニッポンのセックス』2013年調査）
調査結果からわかるように、2013年の女性の浮気率トップは、40代だそうです。
その割合は19％。
40代女性の浮気や不倫は多いんですよね。
そこで今回ご紹介する事例は、40代アラフィフ妻の不倫を疑って浮気調査の依頼に来られた男性のお話です。
奥さまの不倫のきっかけはなんだったのか？
なぜ不倫をしたのか？
ご主人はどうやって不倫に気付いたのか？
ぜひご参考ください。
40代後半女性の不倫はなぜ起きた？
相談に来られたのは、52歳の武さん（仮名）。
奥さんの行動があやしい、ということで浮気調査のご依頼です。
どこにでもある普通の家庭
結婚して23年になるというご夫婦。
ご家庭の状況は以下の通りです。
| 武さん | 52歳 | 会社員 |
| 妻・可南子さん | 47歳 | 専業主婦 |
| 長男 | 21歳 | 大学生 |
| 次男 | 19歳 | 大学生 |
武さんは、管理職として日々忙しくしており、帰宅も遅くなるといいます。
妻の可南子さんは、長年専業主婦で、運動部で活躍する二人の息子の育児に奔走してきたお母さん。
長男・次男ともに大学進学と同時に一人暮らしを始めたため、現在は夫婦二人暮らしになりました。
育児を任せっきりだった夫の後悔
「空の巣症候群というやつでしょうか…可南子は下の息子が家を出るとまもなく鬱っぽくなってしまって」
家事育児に一生懸命だったという可南子さん。
息子二人が自分の手を離れると、途端に気が抜けてしまったようです。
「それまで家事育児は可南子にまかせっきりで。可南子はママ友以外のつながりを持っていませんでした。今更ですが後悔です」
可南子さんに抑うつ症状が見られ始めてから、武さんは次のようなアドバイスをしたんだそう。
「『家にいるから落ち込むんだ。何か習い事でもはじめてみたら？』そんな、他人事みたいに可南子に言いました」
変化していく妻
しばらくして、可南子さんはPC教室に通うようになりました。
すると次第に生き生きとし始めたので、武さんもうれしく思ったそうです。
ところが、不審なことが。
ある平日の夜、武さんがいつもより早く帰宅すると、そこに可南子さんはいませんでした。
時間は20時。
「ちょっと買い物にでも出たのだろう」と、しばらく待っても帰ってこず。
結局、可南子さんが帰宅したのはそれから2時間後。
可南子さんの話によると、PC教室の仲間たちで食事会をしていたんだそうです。
そして、講師の先生にタクシーで送ってもらったとのことでした。
夫が見つけた不倫の「証拠」
武さんは不思議に思いました。
自分とも晩酌をしない妻が、ほろ酔いで帰ってきたこと。
嫌な予感がし、可南子さんがお風呂に入っている隙に洗濯物をチェック。
洗濯機に入っていた妻の下着は、武さんが初めて見る、繊細なレースのあしらわれた紐パンでした。
「PC教室の食事会に紐パンは必要ないですよね？」
はい、ほぼ必要ないですね。
このような経緯で、アラフィフ奥さんの浮気調査が始まったのです。
昼下がりの浮気調査！
可南子さんの浮気調査を始めてすぐ…「最初の」浮気の事実をつかみました。
白昼堂々ホテルで密会
真昼間からホテルを出入りする可南子さんと男性。
お相手の男性は、やはりあのPC教室の講師なのでしょうか？
武さんの希望により、相手の素性も調査しました。
するとお相手は、ふた回り以上年下の男子大学生！
しかもPC教室とはなんら関係のない人。
このあと、さらなる調査で意外な事実が発覚します。
40代女性の驚くべき行動
可南子さんは、特定の男性と不倫関係にあったのではなく、複数の男性と関係をもっていたのです。
PC教室の講師をはじめ、男子大学生、20代会社員、30代フリーター等々。
武さんはその事実に「いや、まさか」と笑っていましたが、証拠写真をお渡しすると神妙な顔つきで考えこみました。
「とりあえず、可南子と話し合ってみます。ありがとうございました」
それだけ言って、武さんは事務所を去りました。
背の丸まった後ろ姿は寂しげでした。
不特定多数と男女の仲になった妻の心理
後日、武さんが報告にきてくださいました。
探偵に依頼したことを伝え、浮気の証拠写真を可南子さんに突きつけると、彼女は涙を流して語り始めたそうです。
PC教室の講師の先生と関係を持ったことをきっかけに、さらに心の隙間を埋めたくなってしまった。
そして、SNSやマッチングアプリで年上好きの男性たちと出会い…その場限りの関係を繰り返すようになってしまったんだとか。
息子たちが旅立ち、自分の役割を見失い、心に空いた穴が大きすぎて自分ではどうしようもなかったと言います。
可南子さんは、武さんに「ありがとう」と言ったんだそう。
「気づいてくれてありがとう」と。
その後、武さんと一緒に可南子さんは心療内科へ行ったそうです。
離婚という選択はないと言います。
まとめ
今回は、40代女性が複数の相手と浮気を繰り返したケースでした。
40代が浮気や不倫に走るのは、ホルモンバランスによる身体的な変化もあれば、今回のように子育てが一段落して…という環境の変化、さらには心理的な変化も理由としてあげられます。
「うちの妻もなんだか最近…」と、不安に思うことがあれば、岡山の柊探偵事務所までぜひご相談ください。
