離婚するべき?決断できない人に読んでほしい現役探偵が考えるチェックポイント

離婚を決断するポイント

「離婚したいけど、子どもの問題が…」

「離婚したほうがいいのはわかってるけど、後悔しないかな」

これまで人生を共に歩んできたパートナー。

そして、最後までずっと歩んでいこうと思って結婚したことでしょう。

誰も好んで離婚なんかしたくありませんよね。

客観的に見たら「絶対離婚したほうがいい」と思えても、人生のターニングポイントとなる重大な決断になるわけですから、そう簡単に決められることではありません。

友人・知人に相談しても「私だったら即別れる!」と言われるし、親身に聞いてもらえなかった方も多いでしょう。

そこで今回は、数多くの離婚問題と関わってきた経験から、離婚を決断するためのチェックポイントを考えてみました。

なぜ離婚を迷っているのかという自分の思いも整理しながら、ぜひ読んでみてください。

浮気問題の有無にかかわらず、離婚するかどうか迷っている方の助けになれば幸いです。

離婚を決断できない理由

離婚を決断できない理由は人それぞれですが、以下のような理由が多いと思います。

 ・子どものため
 ・両親・親戚の目が気になる
 ・経済的な不安がある
 ・家のローンが残っている
 ・パートナーに好意や情が残っている

離婚は夫婦だけの問題では済まないことも多いですよね。

自分たちの子どもや両親・親戚を巻き込むことを心配される方も多いはずです。

また、金銭的な諸問題もあります。離婚後の経済的な不安のほか、離婚に伴う財産分与や残ったローンの問題などを考えると途端に憂うつな気持ちになってしまいます。

あるいは、パートナーに対して少なからず気持ちが残っていると、離婚への気持ちは揺らいでしまうでしょう。

このようなことから、離婚を迷う方が多い印象です。

離婚したほうがいい夫婦のチェックポイント

現役探偵の私から見て、離婚を勧めるケースというものがあります。

上述したような理由から離婚を迷っている方は、以下をチェックして自分にあてはまるケースはあるかチェックしてみてください。

DVやモラハラがある

パートナーからDVやモラハラを受けている場合は、即離婚することをおすすめします。

DVやモラハラは、重大な人権侵害です。あなたの心身が不当に傷つけられる行為です。

DVやモラハラは、加害者が優しくふるまったり謝罪したりすることもあるため、つい受け入れてしまいますが、多くの場合継続して繰り返される行為です。

自分を守るために、できるだけ早く離れることが大切です。

お子さんがいる場合は、影響が出る前に早く引き離してあげましょう。

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別居している

別居に至った理由が浮気である場合は、離婚を考えるべきです。

なぜなら、夫婦関係を修復するハードルが高いからです。

パートナーは近い将来、浮気相手と一緒になることを考えているから別居を始めたのでしょう。

気持ちがあなたに戻って来る可能性は限りなく低いです。

別居の理由について、パートナーからは「性格が合わない」「一緒にいたくない」など、まるであなたに問題があるかのように言っているかもしれません。

しかし、その裏には浮気が隠れていることがほとんどです。

この場合は、慰謝料請求などに重要となる浮気の証拠をきちんとつかんだ上で、離婚に踏み切るのがいいでしょう。

義両親との関係が悪い

義両親との関係性も、離婚を考えるポイントとして意識しておくといいでしょう。

あなたと義両親の関係の悪さが、あなたとパートナーの関係性にも影響してくる可能性があります。

義両親の元で育ったパートナーは、義両親と同じ価値観を持っています。

そのため、実の親なので当たり前と言えば当たり前なのですが、パートナーはだんだんと義両親に似てきます。

あなたとパートナーの関係が、将来的にはあなたと義両親の関係のように悪くなってしまうかもしれません。

金遣いが荒い

金遣いが荒いパートナーとも、結婚生活を見直したほうがいいでしょう。

浪費癖は、風俗通いやギャンブルをする方に多く、DVやモラハラ同様、治る可能性は低いです。

また、パートナーが過去に借金をしている場合も要注意。

借金癖もなかなか治らないため、隠れて借金を重ねている可能性もあります。

子どもが精神的に不安定になった

子どもは発達の過程で不安定になることはありますが、精神的な不安定さの理由が家庭にある場合も離婚を検討するといいでしょう。

浮気をしているパートナーは、家庭内で常に機嫌が悪かったり、子どもにきつく当たったりしがちです。

優しかった親が冷たく豹変してしまったために、子どもは戸惑ったり、あるいは自分自身を責めたりすることもあります。

子どもにとって、家庭が心休まる場所でなくなると、心のエネルギーが回復せず不登校状態に陥るケースも少なくありません。

子どものために離婚できない、と考えることもありますが、夫婦関係の問題によって子どもが明らかに不幸になっているのであれば、逆に離婚したほうが良いとも考えられます。

まとめ

結婚と同様、離婚も人生にとって大切な決断の1つです。

自分を取り巻くさまざまな状況から、「離婚したいけど自分が我慢していれば…」と考えることもあると思います。

しかし、結婚生活を続けていても将来的に不幸になる可能性が高いと判断できる場合があります。

今回取り上げた、DVやモラハラ、浮気、金銭問題、義両親との関係、子どもの精神状態などが、離婚を考える上で大事な視点です。

あなたやあなたの大切な家族の未来のために、この記事が参考になれば幸いです。

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