【離婚秒読み】探偵事務所にアポなしで来た25歳男性が涙目で訴えるワケ

離婚秒読み

離婚の理由第1位、なんだかわかりますか?

裁判所の統計によると、実は男女ともに「性格が合わない」なんだそうです。

なんとも便利な言葉だなぁと思うのですが…

好きじゃなくなった、なんか鬱陶しい、イライラする、結婚前と態度が違う、こんな人だとは思わなかった…などなど、いろいろなことが「性格の不一致」で済ませそうですよね。

でも、本当に「性格の不一致」だけなんでしょうか?

今回は、奥さまに「性格の不一致」を理由に離婚を切り出されたという25歳男性の事例を紹介します。

なんとこちらの男性、まだ結婚3年目だったのです。

「離婚したくない」と探偵に泣きつく男性

事例の概要です。

• 依頼者:佐藤健一さん (仮名)/ 25歳 / 会社員
• 対象者:妻・美紀さん(仮名) / 25歳 / 会社員
• 家族構成:夫婦2人
• 婚姻歴:3年目

ある晴れた日の午後。

事務所の入り口に立っていたのが佐藤健一さん、25歳。

まぶしいくらいの太陽を背に、彼の表情はどん底そのものでした。

「大丈夫ですか」と思わず肩に手をかけると、彼は大きな体を揺らして子どもみたいに泣き出したのです。

とりあえず中へ招き入れて話を聞くことに。

彼の話はこうでした。

昨日、妻の美紀さんに「離婚したい」と言われたこと。自分には思い当たるフシがないこと。

彼女とは大学時代からの付き合いで、共通の友人も多く、互いのことをよく理解していたこと。

それなのに離婚したい理由が「性格の不一致」だと言われたこと。

「ちょっとよくわからないですね…」そう伝えると、彼も「まるで意味がわからないです」。

あまりにショックで、今日は仕事を休んで亡霊のように彷徨っていたという健一さん。

健一さんはまだ若いのに全く生気がなく、このまま帰すわけにもいかないと感じました。そこで詳しくお話を聞いていくと…

彼は、「離婚したいって、おかしいじゃないか」と半ばパニックになりながら美紀さんを問い詰めたんだそうです。

すると、彼女は言葉を濁しながら答えた。

「わたし、まだまだ仕事したいんだけど、健一くんは子ども欲しいっていってたじゃない?そういうの、わたししなくていい」

なんだか、間接的に拒否されたようなんですよね。

結婚当初は早く子どもが欲しいと言ってたそうなのですが。

健一さんから他にも怪しげな情報が出てきたので、浮気調査についてご提案させていただきました。

健一さんは、相当美紀さんのことが好きなのでしょう、美紀さんから離婚を撤回してくれる可能性を期待して、今は何でもしたいそうです。

妻が「離婚したい」本当の理由

詳細を打ち合わせ後、調査を開始。

まず、美紀さんが同僚と思しき男性と、カフェで親密そうに過ごしている画を押さえました。

2人は1時間ほどで店を出ると、それぞれ駐車していた車に乗り込んで発車。

念のため尾行しましたが、美紀さんの行き先は自宅でした。

健一さんに報告すると、「彼女は昔から男女問わず交流するし…面倒見もいいから、後輩の相談にのっていただけかも」と。

そう言われると、確かにそんな雰囲気でもありました。

やはり、そうは言っても気が気じゃないのでしょう。

健一さんは調査を継続してほしいと希望。

そして、何度か同じ男性とお茶や本屋デートなど、仕事帰りの健全なおでかけを続けていましたが…ついに金曜の夜、2人寄り添ってホテルへ入っていく姿を確認。

健一さんに連絡すると、彼は電話の向こうで言葉を失ったようでした。また泣き出すのではないかと心配していると…予想に反し、彼は激怒。

「最後まで見届けてください!男の尾行も!絶対に!」

浮気の証拠は離婚で有利に

「性格の不一致」を理由に離婚を切り出していた美紀さんでしたが、結局、自身の不倫が原因のようでした。

こうなってくると、美紀さんに否があるわけですから、美紀さんからたとえ離婚請求があったとしても認められることはないでしょう。

あとは、健一さんが美紀さんと話し合い、関係修復できれば一件落着です。

と思ったら、健一さんから連絡がありました。

「慰謝料請求して美紀とは離婚します! つきましては、浮気証拠の写真を追加でお願いしたいです。」

初めて会った時はこの世の終わりみたいな顔をしていた健一さん。すっかり戦う気満々になっていたのです。

まとめ

今回のケースは、奥さまに離婚を切り出された男性のケースでした。

このような場合の浮気の証拠は、離婚を回避するための材料になります。

または、離婚をするにしても有利に進めることができるでしょう。

当探偵事務所では、成功報酬制の調査も行っています。証拠が撮れなければ0円!

離婚をするにしても、しないにしても、不貞の証拠が欲しい場合、柊探偵事務所にぜひご相談ください。