過去、自分で夫(妻)の浮気相手に直接会って慰謝料の交渉した方が何人もいましたが、実は上手くいった方はごく少数です。
今回は、以前調査して浮気の証拠を掴んだ奥さんが、ご主人の浮気相手と直接話したときの話です。
浮気相手と直接対決
浮気相手の勤務先は特定していたので、奥さんは浮気相手の終業時間に合わせ、駐車場で待ち伏せしていました。
浮気相手が数人の同僚と出てくるのが見え、奥さんが浮気相手に近づき声を掛けます。
奥さん「○○だけど、××さん?ちょっと話があるんだけど時間いいかな?」
浮気相手「いったいなんでしょうか?」
かなり高圧的な態度で返してきます。
奥さん「ここではよくないでしょうから、場所を移動しましょうか?」
浮気相手「いや、ここでいいんだけど。」
面倒くさそうに答えます。同僚も少し距離を置き、聞き耳を立てています。
奥さん「本当にいいの?じゃあ、うちの旦那と浮気してるよね?証拠もあるから。」
すると相手は突然焦りだし、
浮気相手「ちょっと待ってください。話はちゃんとお聞きしますので場所だけ変えてください。」
と、態度が急変し軟化しました。
喫茶店で強気の交渉
そして、2人で近くの喫茶店に移動して話をします。
奥さん「探偵に頼んで、ホテルの証拠もちゃんとあるし、もう全部わかってるから。」
浮気相手「本当になにもしていません。」
奥さん「あっそ。じゃあ裁判しかないね。」
浮気相手「ちょっと待ってください。裁判は勘弁してください。」
奥さん「じゃあ慰謝料300万払うことと、旦那と別れることを約束できる?」
浮気相手「300万!?それは無理な金額です。もう少し安くしてくれませんか?」
奥さん「いや無理。最初に認めて謝ったら多少は考えたかもしれんけど。」
浮気相手「本当にすいませんでした。でも300万は本当に無理です。」
奥さん「じゃあ、あんたの旦那にも話して、払うように言ってみるわー。」
浮気相手「ちょっと待ってください。それだけは本当に勘弁してください。」
奥さん「いや無理。払えんのんなら裁判。」
浮気相手「・・・・・わかりました。なんとか用意するんで、夫には言わないでください。」
奥さん「旦那に言うかどうかは、あなた次第だから。」
このようなやり取りになったそうで、後日、浮気相手の女性は、すぐに300万円を払ったそうです。
ご主人ともすぐ別れたようで、家で大人しくしているとのことでした。
奥さんは、「すんなりいってほっとしましたが、何回も頭の中で練習しましたよ。でも、いざとなれば証拠があるので、強気にいけました。」と言われていました。
かなり上手くいった例なので、このようにスムーズに話がつくことのほうが珍しいです。