夫の浮気が発覚すると、怒りや悲しみでいっぱいになりますよね。
「もう帰ってこなければいいのに」と思うこともあるでしょう。
実際、探偵事務所へやってくる依頼者さまからよく聞く言葉です。
しかし、なぜか浮気をしているのに家に帰ってくる男性は少なくありません。
「なぜ家に帰ってくるのか?」
「なぜ浮気相手のところへ行かないのか?」
このような疑問が湧いてきませんか?
そこで今回は、これまでの探偵経験から見えてきた「浮気夫が家に帰る理由」を6つ紹介します。
目次
浮気夫が家庭に戻る6つの理由
「浮気しても家へ帰ってくるのは、私に愛情があるから?」
そのように考えることもできますが、実は、それ以外にも理由があるのです。
1. 家事をしてもらえるから
浮気をしていても、帰宅すれば温かい食事があり、洗濯された服が用意されている……
つまり、妻を家政婦代わりにしている可能性があります。
家に帰らなければ、食事や洗濯は自分でどうにかするか浮気相手にしてもらうか、ということになります。
自分で家事をするのが面倒、あるいは浮気相手に家事を頼みたくないという理由で、結局は家に戻ってくるケースも多いです。
家には家事をしてくれる妻がいる、だから家に帰って身の回りの世話をしてもらおうと思っているのかもしれません。
2. 浮気相手も既婚者だから
浮気相手が独身で一人暮らしの場合は相手の住まいに転がり込むことも可能ですが、浮気相手が既婚者の場合、お互い家庭があるため同棲することは難しいです。
2人で住む場所の問題に加えて、相手の家庭を壊すわけにはいかない、リスクを冒したくないという心理が働き、結果的に家に帰ることになります。
3. 浮気がバレていないと思っている
夫が「妻は何も知らない」と思い込んでいる場合、ふだん通り家に帰ってきます。
浮気を疑われていることにも気づいていない能天気な夫は、妻の態度に変化がなければ、『バレていない=問題ない』と勝手に思い込んでいます。
家庭の雰囲気が変わらない限りは安心しきっていることでしょう。
4. 子どもに会いたいから
浮気をしていても、「子どもには会いたい」と考える男性は多いです。
家庭を壊すような行為をしているにもかかわらず「子どもは好き」「子どもとは一緒にいたい」という身勝手な心理が働いていることがあります。
妻がいながら他の女性と浮気するような夫に、かわいい我が子を触らせたくないですよね。
5. 浮気相手を遊びと割り切っている
夫にとって、浮気相手はただの遊びであり、家庭を壊すつもりはないというケースもあります。
愛情の対象は家族にあると思っているため、関係が発覚しない限りは今の生活を続けようとします。
「家庭は大切だけど刺激が欲しい」という心理が根底にあるため、浮気を繰り返すリスクも高いタイプです。
この場合、夫の浮気を許すことで、今後も同じことが続く可能性があるため注意が必要です。
6. 世間体を気にしている
近所の目を気にするタイプの夫は、「家に帰らないと不自然」と考え、浮気をしていても帰宅します。
地域コミュニティの繋がりが強い場合、「夫が家に帰ってこない」となれば、すぐに噂が広まりかねません。
誰かが「旦那さん、浮気でもしているんじゃないの?」と入れ知恵することも考えられます。
そうしたリスクを避けるために、近所から浮気を疑われないよう装い続けるのです。
浮気しても帰ってくる夫とどう向き合うべき?
夫の浮気を、このまま何も言わずに受け入れるべきなのか、それとも何か行動を起こすべきなのか……
あなたなら、どうしますか?
夫の行動に不満や疑問を感じるのであれば、今後の対応を考えることが大切です。
例えば、次のようなことを検討するといいでしょう。
証拠を集める
離婚や慰謝料請求を視野に入れる場合は、まず浮気の証拠を確保しましょう。
探偵に依頼するのも一つの方法です。
話し合いの場を持つ
夫と向き合い、今後の関係について話し合うことも重要です。
自分の気持ちを伝えた上で、夫の考えを聞くことで、次のステップが見えてくるかもしれません。
専門家に相談する
経験と知識が豊富な弁護士やカウンセラー、探偵などに相談することで、最適な対応策を見つけることができます。
冷静に対処するためにも、第三者の意見を聞くのは有効です。
まとめ
浮気をしていても家に帰ってくる夫には、さまざまな理由があります。
しかし、どの理由にせよ、妻にとっては納得できるものではないでしょう。
重要なのは「あなたがこの状況をどう受け止めるか」です。
夫の浮気を許すのか、それとも関係を見直すのか。
感情的になるのではなく、自分にとって最良の選択をすることが大切です。
納得できない気持ちを抱えたままでは、心がすり減ってしまいます。
冷静に状況を整理し、必要であれば専門家の力を借りながら、自分がどう生きたいかをしっかり見つめ直しましょう。
どんな選択をするにしても、後悔しないことが大切です。
あなたの幸せを第一に、前を向いて歩んでいきましょう。